キーワードプランナーなどのツールを使ってキーワードを探すコツ

こんにちは、逆転のEC戦略の橘です。
「ネットショップ(EC)の集客には、キーワード選定が大切!」
EC経験者なら、何度も耳にした言葉だと思います。
でも・・・「キーワードの選び方が分からな~い!!」
なんて声もチラホラお聞きします。
そこで今回はECの集客に欠かせないキーワードの探し方のコツをお教えします。
商品から探す
まず一番簡単なのは商品から。
今回も「観葉植物」を例に取りますね。
私がキーワードを探す際に利用するツールは、「キーワードプランナー」と「関連語キーワード取得ツール」の2つ。
「キーワードプランナー」は、観葉植物と関連する様々な新しいキーワードを探したり、キーワードの検索ボリュームを調べたりできるツール。
思いもよらないワードが見つかることもよくあります。
「関連語キーワード取得ツール」は、検索ワードに絡めた2語キーワードを探すことができるツール。
ちなみに2語キーワードとは、その名の通り2語の組み合わせで出来てるキーワード。
例えば「ブログ」は1語キーワードで、「ブログ 集客」は、2語キーワードになります。
「ケーキ」は1語キーワードで、「ケーキ 宅配」は、2語キーワードになります。
では、実際にキーワードをそれぞれのツールを使って探してみましょう!
関連語キーワード取得ツールを使う
まずは「関連語キーワード取得ツール」で、検索ワードに絡めた2語キーワードを探してみましょう。
関連語キーワード取得ツールへアクセスします
https://www.related-keywords.com/
①に検索したいキーワードを入れ②の「取得開始」をクリックします
すると・・・こんな感じで実際に検索された「観葉植物」を含む2語キーワードがズラズラと表示されます。
全部で773キーワードあります。
右上にある「全キーワードリスト(重複除去)」をコピーしてメモ帳などに貼り付けて、自分のサイトに使えそうなキーワードを一つずつ拾っていきます。
それで、「いくつほど拾えば良いの??」
なんて問合せをいただくことがあります。
答は・・・「あるだけ全て」。
ですが、まずは売り上げに直結しそうな、あなたのお店にとって大切と思われるワードから拾いましょう。
キーワードプランナーを使う
本来はGoogleの広告「Google AdWords」利用者用のキーワードリサーチ用のツールですが、広告を利用していなくても無料で使えます。
広告を利用していない場合は、使用制限がありますが、それでも十分です。
尚、利用するにはGoogleアカウント(Gmailのアカウント)の登録とGoogle 広告のアカウント作成の必要があります。
キーワードプランナーへアクセスします
こちら⇒
登録がまだの方は、まず登録からお願いします。
右上のログインから入ります。
するとこのような画面に
今回は左の「新しいキーワードを見つける」を使うので、そちらをクリック。
画面が変わります
調べたいキーワードを入れ、結果を表示をクリック。
キーワードプランナーの検索結果です
左にキーワード、右に月間検索ボリュームが表示されます。
キーワードプランナーの特長の1つめがこの月間検索ボリュームが表示されること
そのキーワードがどれだけ検索されているのかが分かる数字です。
当然多ければたくさん検索される需要あるキーワード、少ない場合は検索されない需要のないキーワードってことになります。
検索ボリュームは
・10~100 が一番少なく
・100~1000
・1000~1万
・1万~10万
・10万~100万 と増えていきます
10万~100万って結構アバウトな数ですよね。
10万と100万ではかなりの開きが・・・。
もっと詳しい数字が知りたい場合は、Google広告の「Google AdWords」を利用すれば見られますが、私個人的には、このザックリ数値でキーワード選定には問題ないと思っています。
私は以下のボリュームをメインにキーワード選定しています。
・10~100
・100~1000
・1000~1万
・1万~10万
10万以上のキーワードはライバルも多く、また検索意図が曖昧なものが多いので私は避けています。
逆に検索ボリュームが最も少ない月間「10~100」は検索数が少なすぎるので、ココを避けるネットショップは多いようです。
がしかし、私のネットショップでは月間「10~100」の検索ボリュームのワードながら売上に物凄く貢献しているワードが複数あります。
ですので検索ボリュームだけでキーワードを選別するのは止めましょう。
キーワードプランナーもう1つの特長は、検索キーワードが含まれない言葉も表示されること
先ほど紹介した「関連語キーワード取得ツール」では、入力したキーワードからの2語キーワードしか調べられません。
しかしキーワードプランナーの場合、検索キーワードを含まれない言葉で何が需要があるかが分かります。
例えば、先ほどのキーワードプランナーの検索結果の画像に戻っていただきますと
「観葉植物」と検索したのにキーワード候補の2行目に「エバーフレッシュ」と表示されてます。
一番下の方には「アルテシマ」と。
エバーフレッシュ?
アルテシマ?
「??」ですよね。
実はこれどちらも観葉植物の品種名なんです。
ということは、この2品種が数ある観葉植物の中でも需要のあるキーワードってことが分かりますよね。
「エバーフレッシュ」「アルテシマ」についての記事は人気があるということ。
なんなら「エバーフレッシュ」「アルテシマ」を再度キーワードプランナーで調べるとさらにキーワードが広がるかもしれません。
と、こんな風にまずは商品名から、それぞれのツールを使ってキーワードを調べるのが最も簡単で基本的な方法です。
用途から探す
「商品名からキーワードを一通り拾った」とか
「あまり認知されていない商品なので商品名からキーワードが選定できない」
そんな場合は、その商品(サービス)の用途から広げてみましょう。
あなたがお客様としたいターゲットに、あなたの商品(サービス)を何に使ってもらいたいですか?
・インテリア?
・癒し?
・プレゼント?
・ストレス解消?
・ご褒美?
・たまの贅沢?
・手土産?
などなど・・・。
あなたの商品(サービス)の使用用途(お客様の使い道)を出来るだけたくさんピックアップし、その言葉をキーワードプランナーなどのツールに入れて広げてみましょう。
例えば用途がインテリアだっととします。
インテリアでキーワードプランナーに入れると「一人暮らしインテリア」「玄関インテリア」「和室インテリア」など、インテリアに関するワードがたくさん出てきます。
それらキーワードとあなたの商品(サービス)を絡めたページが作れないか考えてみましょう。
用途は当然1つに限らず、色々な角度から探してください。